インターネット集客は、その名の通りインターネットを使った集客の方法です。一昔前のアナログな手法に比べ集客効果が高く、今や集客手法としては主流となっています。
インターネットを使った集客は種類が多く複雑なため「どれを使うべきか?どう使ったらいいのか?」と悩んでいる方も多いでしょう。また、すでに導入している場合でも「思うように効果が出ない」とお困りかもしれません。
そこで今回の記事では、インターネット集客の基礎から各集客方法の特徴を解説します。ぜひ、集客方法の検討にお役立てください。
目次
インターネット集客とは?
冒頭でも触れたように、インターネット集客はネットを使った集客方法をいいます。デジタル集客・Web集客とも呼ばれる手法です。
具体例を挙げると、以下のような手法があります。
- webサイトを使った集客
- SNSを使った集客
- メールマガジン
これに対し、折込チラシやポスティングといった昔からある手法は「アナログな手法」と呼ばれます。
インターネット集客のメリット
主流になりつつあることからも分かるように、インターネット集客はメリットが多い手法です。
- リアルタイムで情報を発信できる
- 方法にもよるが比較的コストがかかりにくい
- ネットの特性から、多くのターゲットにリーチできる
- コンテンツなど蓄積できるものは資産になる
- データに出るのでアナログ手法より効果測定をしやすい
インターネット集客のデメリット
メリットに比べ数は少ないですが、以下のようなデメリットもあります。
- ライバルが多いので競争が激しい
- 使いこなすために専門的な知識を要求される
- 高齢者などネット利用率が低い世代には届きにくい
インターネット集客の方法・特徴は?
インターネット集客の方法はさまざまです。ここでは、一般的に利用される4つの手法をご紹介します。
自社webサイト運用
インターネット集客のなかでも王道なのが、自社webサイトを使った集客です。記事やブログなど、自社のコンテンツを集客に利用します。専門的にいえば、「コンテンツマーケティング」と呼ばれる手法です。
集客の経路としては、検索エンジンからの流入がメインです。そのため、サイト運営では検索結果の上位にコンテンツを表示する努力(SEO:検索エンジン最適化)が必要となります。
メリットはコンテンツが蓄積すると資産になることです。ただし、結果が出るまでに数ヶ月と時間がかかる点はデメリットといえます。
コンテンツマーケティングについてはこちらの記事で解説しています。
SNS運用
TwitterやInstagramといったSNSを利用した集客方法です。情報の拡散力が強くスピードが早いという特徴があります。ユーザーとの距離が近いので、ファン化を促進するツールとしても有効です。
面白いコンテンツやインフルエンサーとのコラボなど、コンテンツが爆発的に拡散する現象が起こる(バズる)のも特徴といえます。ただし、ネガティブなことも爆発的に拡散するので「炎上」には注意が必要です。
SNSごとに向いている投稿コンテンツやターゲット属性が異なるので、自社商品やサービスとの相性が良いSNSを選びましょう。例えば、画像や動画コンテンツがメインであればInstagramが適しています。
こちらの記事でインスタ集客のメリットや活用方法をまとめてあります。
インターネット広告
リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告など、掲載料を支払いインターネット上に広告を出稿する手法です。即効性が高いというメリットがありますが、継続的に掲載しないと効果がなくなってしまうので、コストがかかり続けるデメリットがあります。
しかし、戦略次第ではコスト削減も可能です。例えば、自社メディアは効果が出るまでに時間かかるので、インターネット広告を起爆剤として一時的に利用するといった方法もあります。
メールマガジン
ネット集客の中でも比較的古くから利用されているのが、メールマガジンです。定期的にユーザーへ接触するため、ほかの集客方法に比べ反応率が高いという特徴があります。低コストで運用できるのも魅力です。
また、メールマガジンはBtoB(企業間取引)に強い集客方法といえます。SNS全盛の現代でも、企業間のやり取りはまだまだメールが主流だからです。もちろん、BtoC(企業対消費者)用途にも利用できます。
難点は、登録してもらわないとアプローチできないことです。自社メディアやSNSなどを駆使して、メールマガジンへの登録を促しましょう。
まとめ:インターネット集客にはどのような方法がある?それぞれの特徴を解説!
インターネット集客にはさまざまな方法があり、ターゲット属性や目的による使い分けが必要です。まずは現状を分析し、どの集客方法が自社に適しているのか検討してみましょう。
それぞれ組み合わせることで相乗効果が生まれるので、可能であればまんべんなく取り組むのがおすすめです。例えば、SNSと自社メディアを連携させれば、単体よりも多くのユーザーを集客できるでしょう。そこでメールマガジンの登録を促せばさらに効果的です。
インターネット集客の良いところは、データを収集できるところです。なぜアクセスされないのか?どういった広告が反応率が高いのか?常に分析改善していくことで、集客効果を高めていきましょう。