今回は、保険代理店のweb集客方法についてご紹介していきます。
「訪問販売がしづらくなった」「安価なネット保険を選ぶ人が増えてしまった」
こんなお悩みを抱えられている保険代理店の方も多いのではないでしょうか。
最後まで読んでいただくと、webサイトを活用した集客方法について理解し、明日から実践できると思います。ぜひ参考にしてください。
目次
保険代理店の現状を振り返る
アナログからデジタルへ
保険代理店といえば、商業施設の一角や商店街に構えられている場合が多く、地域の競合はそれほど多くない業態だといえるでしょう。
しかし、集客方法としては従来の「紹介」や必要なときに思い出して来店されるケースが多く、積極的な集客は行なっていないのが現状でしょう。
保険が必要な若い世代では、まずはインターネットで情報収集を行ない、保険料や内容を比較検討してから店舗に訪れたり、ネット保険を購入するケースが多くなっています。
そのため、webでの集客が来店のきっかけ作りには有効だといえます。
お客様は自分で保険を選ぶ
最近では、CMでもwebへ誘導するキャッチコピーを使っているように、webサイトへの集客がスタンダードになりつつあります。
保険業法が改正され、損害保険会社が生命保険を扱えるようになるなど、複雑になり競争も激しくなっています。
お客様は、自分にとって一番価値の高い保険をあらかじめ選び、webでは分からない細かい部分を確認するために保険代理店を訪れる傾向があります。
保険もネットの活用が進む今、web集客は重要な役割を担っているのです。
選ばれるwebサイト3つの条件
1:悩みを解決できているか?
保険代理店の自社webサイトは、お客様の悩みを解決することに努めましょう。
保険にまつわる詳細なキーワード選定をし、検索結果の上位表示を目指すために、情報を増やし続けることが重要です。
お客様は、多様化、複雑化する保険から自分に一番合った保険を探すためにwebサイトを訪れます。
保険選びのコツや、保険のお役立ち情報などを分かりやすく分類し、コンテンツ化することでお客様の満足度を高めます。
自分の抱えている悩みが解決できれば、そこから保険を探す、というアクションを起こすかもしれません。
見込み客の獲得には、webサイトのコンテンツSEOは欠かせない施策だといえるでしょう。
2:店舗へ足を運ぶ仕掛けづくりがあるか?
webサイトには、お客様が店舗へ足を運んでくれるような仕掛けづくりを施しておくことも重要です。
来店を希望されるお客様のために、予約フォームを設置していつでも相談できる体制であることを伝えましょう。
ネット保険は、申し込みまでの流れが全てネットで完結するため、お客様にとっては来店の必要がなく、便利な保険だといえます。
しかし、どんな保険を選んで申し込むのか、全てがお客様の責任において行われなければいけないというリスクも存在します。
来店していただければ、お客様との関係づくりを深めることにもつながる上に、保険への理解を深めることもでき、成約につながりやすくなるでしょう。
3:Googleマイビジネスへの登録はあるか?
Googleマイビジネスに登録し、見つけてもらいやすくなる工夫をしてwebサイトへ誘導することで競合と比較してもらいやすくなるでしょう。
お客様に比較してもらうためには、「自社の保険代理店には他の代理店にはない強みや売りがある」ということをアピールし、オンリーワンの存在を目指すことも重要です。
いくら競合が少ない業態だと言っても、これからもそうだとは限りません。
この地域の保険代理店ならこの店だ、と思っていただける点をピックアップし、webサイトでアピールしましょう。
店舗がおこなうweb集客5つをピックアップして紹介しています。
まとめ:保険代理店のweb集客法!選ばれるサイトの3つの条件
保険代理店のweb集客方法には、以下の方法があることが分かりました。
- コンテンツSEOでユーザーの疑問や悩みを解決し、ファン化を図る
- webサイトで解決できない不安や疑問は対面で相談できる仕掛けとして、予約フォームを設置しアピールする
- Googleマイビジネスへの登録と、コンテンツSEOで検索結果の上位表示を目指して見つけてもらいやすくする
ぜひ、参考にされてみてください。
参考リンク:
保険代理店(保険ショップ)の集客方法・マーケティング戦略について知る
ネット保険は普通の保険とどう違う? ネット保険のメリット・デメリット
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