ショップカードとは、「実店舗で買い物をした時に手渡される」または「レジ付近などに置いてある」ものです。最近ではオンラインショッピングの梱包と一緒に送られてくることも増えました。
ショップカードには店舗の住所や電話番号、メールアドレスや公式サイトの情報などが記載されているため、「店舗の名刺」と言っても良い存在でしょう。
今回は、ショップカードを作る際に知っておくべきポイントを5つ紹介します。これからショップカードを作ろうと考えているのなら、ぜひ参考にしてください。
目次
ショップカードに記載するべき内容
冒頭でもお伝えしたように、ショップカードは店舗の名刺のような存在であるため、店舗の情報をしっかり記載する必要があります。代表的な記載するべき内容は次のような項目です。
・ショップ名称
・ロゴマーク
・店舗所在地
・営業時間
・電話番号
・サイトURL
・SNSアカウント
これは一例ですが、店舗のキャッチコピーや地図、業種によってはメニューを提示するのもお勧めです。
ショップカードのデザインにルールは存在しないため、「顧客が手に取りやすく」「見た人の記憶に残る」「店舗の情報と魅力が伝えられる」ものであれば、どのような内容を記載しても良いでしょう。
ショップカード作りのポイント5つ
ショップカードを作る際に知っておくべきポイントを把握していれば、ショップカードを作って得られる効果を最大化することができます。
ここでは代表的なショップカード作りのコツを5つ紹介するので、参考にしてください。
1.店舗の雰囲気を損なわないデザインを考える
いくら見る人に手に持ってもらいたいからと言って、ショップカードは「目立てば良い」と考えてはいけません。
例えばシックな印象の飲食店のショップカードが、安さが売りのスーパーのチラシようなデザインだった場合、顧客の目につく可能性は高まりますが、手に取りたいとは思ってもらえないでしょう。
自店舗のデザインにマッチしないショップカードを置くことで、ブランドイメージを損なう恐れもあります。
2.サイトやSNSにつなげやすい工夫をする
ショップカードにURLやSNSのアカウント名が記載されていても、なかなか顧客の行動につなげられないことがあります。
顧客は手間を感じる行動を、積極的に行おうとは思わないものです。QRコードを活用して、スマホをかざすだけでサイト・SNSにつなげられる状態を用意すると、ショップカードから顧客とのオンラインでの接点が作れるでしょう。
特にSNSをフォローしてもらえれば、店舗の最新の情報が顧客に配信できるようになります。
3.顧客が必要とする情報を全て伝える
QRコードでサイトへ誘導する場合「サイトに全ての情報が記載されているから」と、ショップカードに多くの情報を記載する必要はないと考える方もいるようです。
しかし、ショップカードのみで店舗の情報を知りたいと考える顧客がいることを忘れてはいけません。デザインを優先するばかりに、住所や電話番号の記載がないショップカードはその役割を果たせていないでしょう。
インパクトはあるかもしれませんが、顧客を次のステップに促せません。すでにブランド力が高く誰もが店舗の情報を知っているような状態でない限りは、ショップカードに記載するべき内容はなるべく網羅できるようにしてください。
4.ショップカードの大きさは名刺サイズがベスト
ショップカードにはサイズのルールが存在しませんが、あまりに大きなサイズになると顧客は気軽にショップカードを持ち帰れません。
実店舗ではレシートと一緒にショップカードを渡すか、レジの横に置いておくことが多いため、財布に入れられる名刺サイズにすると良いでしょう。
持ち運びがしにくいショップカードは、すぐに捨てられてしまう恐れがあります。
5.自分でデザインをする自信がなければプロに任せる
今では、ショップカードのデザインもインターネットで簡単に作れるようになっていますが、どうしてもデザインをする自信がないという方は、初めからプロに依頼した方が良いでしょう。
先ほどもお伝えしたように、ショップカードは店舗の雰囲気・ブランドイメージに影響のある重要な存在です。多少のコストがかかっても、店舗のイメージをそのまま形にしたようなデザインのショップカードが作れるようにしましょう。
まとめ:ショップカードを作る上で押さえるべき5つのポイント!
ショップカードを作る上で押さえるべきポイントを紹介しました。
ショップカードを作る際は、
・店舗の雰囲気を損なわないデザインを考える
・サイトやSNSにつなげやすい工夫をする
・顧客が必要とする情報を全て伝える
・ショップカードの大きさは名刺サイズがベスト
・自分でデザインをする自信がなければプロに任せる
という点を意識することが大切です。
一度作成したショップカードのデザインは長く使えるものですが、季節によってデザインを変え、お客様に最新の情報を伝えるのも良いでしょう。