「もっと新規顧客を増やしたい」「営業している時間がない…」
このようなお悩みを抱えている税理士さんも多いと思います。
特に個人事務所で事業をおこなわれている方は、税理士業務と並行で営業活動をしていかなくてはいけないため、なかなか時間を割けないというのが現実です。
今回は、税理士向けのWeb集客手法について分かりやすく解説していきます。
目次
【税理士】web集客にはホームページ!:専門が分かる作り方
専門が分かる作り方【その1】:ホームページを分ける
税理士は個人や法人の税務関係の業務を取り扱うため、業務の種類はかなり多くなるのが一般的でしょう。
そのため、他の業種よりもホームページの情報量が多くなることが考えられます。
ホームページに訪れた検索者が迷うことのないように、看板としての役割を持つホームページと、依頼を受けるためのホームページ、2つを用意することをおすすめします。
ホームページを持つ目的が複数になってしまうと、検索者が訪れたときに何のためのホームページなのかが分かりにくくなってしまいます。
専門が分かる作り方【その2】:サブドメインの活用
税理士のように、業務の幅が広く、情報量が多くなってしまう職種の場合には、サブドメインで管理する方法が効果的です。
サブドメインとは、その名の通りメインのドメインにサブ的に新しくページを作る方法です。
検索エンジンからは全く別のページとしてみなされますが、実際にはサブドメインからのリンクは内部リンクとして扱われるため、「同じドメインだが別のテーマを扱っている」と評価されます。
楽天がそのいい例でしょう。
例)
- ドメイン:https://www.rakuten.co.jp/
- サブドメイン:https://travel.rakuten.co.jp/
このように管理することで、検索者にも分かりやすく、ホームページの持つ役割も明確になります。
サブドメインは、契約しているレンタルサーバーで簡単に作成することができます。
【税理士】web集客にはホームページ!:マーケティングのコツ
マーケティングのコツ【その1】:コンテンツマーケティング
取り扱う業務が難しく、複雑なほどコンテンツマーケティングは効果的です。
検索者は、専門的な知識を持っていないため、疑問や不安に感じていることを知るために検索をかけるからです。
- 経営者におすすめの情報
- 融資や助成金について
- 税金の納付期限について
このような税務関係のお役立ち情報をコンテンツ化することで、問い合わせをしなくても疑問や不安が解消され、「ここで調べれば安心だ」と思っていただくことができるでしょう。
この積み重ねが次第にファン化を進め、依頼につながることも考えられます。
マーケティングのコツ【その2】:ブログとSNSで信頼を
士業には、「堅苦しい」「話し方が高圧的」といったイメージを持つ方も少なくないでしょう。
もちろん、そうではない方も多いと思いますが、実際にお会いして話してみるまでは、税理士の先生の人柄までは分かりませんし、
一度依頼したら長いお付き合いを、と思うからこそ人柄は大変重要なものだと考えられます。
そこで、普段からブログやSNSを活用して人柄を伝えられる工夫をすることが集客には重要です。
ブログでは、日々の業務を通じたお役立ち情報を発信し、依頼しやすい雰囲気であることを伝えられると効果的ではないでしょうか。
まとめ:【税理士】web集客にはホームページ!専門が分かる作り方とマーケティング
税理士事務所へのweb集客の方法には、以下の方法があることが分かりました。
- 看板と依頼を受けるためのホームページを分け、情報量を分散させる
- サブドメインを作成し、目的別のページを作って管理することで検索者にも検索エンジンにも分かりやすいページ構成になる
- コンテンツマーケティングやブログ・SNSの積極的に活用することで信頼性が高まる
ぜひ、参考にされてみてください。
参考リンク:
税理士・会計事務所のホームページ集客・営業方法まとめ
サブドメインとサブディレクトリの違い・正しい使い分けについて