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病院にはweb集客が必須!:患者の行動を考える
患者の行動を考える【その1】:インターネットで検索
新しく病院にかかろうとするとき、患者は「インターネットで検索」し、比較検討しています。
それは、自分の抱える症状を解決してくれそうな病院が自宅の近くに存在するのか分からないからです。
そして、全ての世代を通して言えることは、インターネットが、今や私たちの生活になくては成り立たないほどに浸透しているということです。
従ってこれからの時代には、webサイトを持たない病院は、競合に埋もれてしまう可能性を秘めているのです。
患者の行動を考える【その2】:検索エンジンから訪問する
病院を探すときにインターネットで検索をするということは、患者は検索エンジンからwebサイトに訪問する、ということです。
そして、多くのユーザーは検索結果表示の5位以内の記事しか読まない、という事実もあります。
これらの理由から、病院のwebサイトに掲載するコンテンツには、適切なSEO対策を施し、検索結果表示の上位を狙うことが必須だということが言えます。
病院にはweb集客が必須!:SEO対策のコツとは?
SEO対策のコツ【その1】:アップデートにより評価されやすい
2017年12月、Googleが「医療や健康に関する検索結果の改善」に関してアップデートを行ったことで、病院や専門機関の作成したコンテンツの評価がより高くなりました。
その理由としては、キュレーションサイトの増加により、誤った情報による健康被害の報告が相次いだという背景があります。
Google では、今週、日本語検索におけるページの評価方法をアップデートしました。
この変更は、医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。
本アップデートは医療・健康に関連する検索のおよそ 60% に影響します。
Google では、医療や健康だけに限らず、今後も継続的に検索の改善に取り組んで行きます。
SEO対策のコツ【その2】:検索ワードの変化を知る
ユーザーが検索するときに使う言葉にも変化が起きています。
Googleのアップデートについての記事によると、日本人が医療や健康に関して検索する場合には、いつも自分が使っているような言葉で検索をかけるということが分かっています。
従ってキーワード選定をするときには、例えば「胃痛」よりも「胃が痛い」という、普段から使っている言葉を選んでコンテンツを作成する必要があるといえるでしょう。
SEO対策のコツ【その3】:必要な文字数を知る
SEO対策においては、記事の文字数も検索結果表示に大きく影響します。
少なくても1,500文字以上、3,000文字程度のコンテンツであれば高く評価されることが期待できるでしょう。
医療従事者や専門家が発信する、ユーザーに分かりやすい言葉で書かれた適切なボリュームのある記事が評価されやすい、ということです。
webサイトを制作する場合には、これらのことを念頭においていく必要があるでしょう。
まとめ:病院にはweb集客が必須!SEO対策のコツとは?
病院にweb集客するためのSEO対策のコツには、以下の方法があることが分かりました。
- 患者はインターネットで病院を検索するので、検索結果表示の5位以内を目指す
- 検索キーワードは「日常的に使う言葉」であり「症状に関する言葉」であることを知る
- 適切な記事ボリュームで更新を続ける
ぜひ、参考にされてみてください。
参考リンク:
生き残りをかけた病院ホームページ 〜選ばれるためのホームページとは〜―病院マーケティング新時代(5)