目次
ウェブ集客のアクセスを伸ばすCTRチェック方法とSEO対策:CTR(クリック率)の基礎知識
CTRの基礎知識【その1】:CTRとは?
CTRとは、記事が表示された数のうちのユーザーのクリック数の割合のことで、下記のように数値化できます。
CTR(クリック率)%=クリック数➗表示回数(×100)
1000回表示されたうち、10回クリックされればその記事のCTRは1%ということです。
そして、私たちが知りたいことをWEBサイトで検索してクリックするのは、一体どんな記事の場合でしょうか?
- 検索表示結果の上位に表示された記事
- タイトルやディスクリプションを見て、知りたいことや悩みが解決できそうだと判断したとき
以上の要件を満たすことで、ユーザーは自分の記事を読めば悩みが解消されると判断し、CTRが上がるのです。
CTRの基礎知識【その2】:CTRはSearch Consoleでチェックする!
CTRはGoogle Search Consoleで確認することができます。
Search Consoleとは、Googleが提供する無料のサイト解析ツールで、検索トラフィックやCTR、検索でどのように見えているかやクロールの状況など、様々な観点から自分のサイトの分析ができるようになっています。
そして、ここで調べるべきなのはクエリごとの検索結果です。検索結果の順位が高くても、CTRの低いクエリがあれば、改善の余地があるということです。
目安としては、20位以内に入った記事のCTRが1%以下であるとその記事のCTRは低いと言っていいでしょう。
自社のキーワードに対する検索意図からずれてしまわないように、タイトルやディスクリプションを見直しましょう。
ウェブ集客のアクセスを伸ばすCTRチェック方法とSEO対策:CTRを上げるためのSEO対策
CTRを上げるためのSEO対策【その1】:ユーザーファーストの記事になっているか
家事代行業のWEBサイトを例にしてみましょう。
「地域名+家事代行」をキーワードとして記事を作成、検索表示結果はいつも上位を獲得しているとします。
しかし、CTRが原因でアクセスアップに伸び悩んでいるとしたら、その原因はその記事内容にあると言っていいでしょう。
単に「地域名+家事代行」というキーワードで自社の支店を紹介しただけの記事では、おそらくクリック数の増加は望めません。
このとき考えなければいけないのは、検索者(ユーザー)にとって価値ある情報が提供できているか、ということです。
では具体的に、どのような記事を作成したらいいのか考えてみましょう。
CTRを上げるためのSEO対策【その2】:ユーザーが知りたい情報に関するキーワード選定をしよう
自社の宣伝記事だけを載せているWEBサイトに、ユーザーは果たして魅力を感じるでしょうか。
例えば、家事代行に関するお役立ち情報など、ユーザーが知りたいと思っている情報に関するキーワードで記事を作成し、コンテンツを充実させていくことが必要です。
例えばこんな具合です。
- 家事代行 一人暮らし
- 家事代行 掃除
このキーワードでは、「一人暮らしでも利用できる家事代行サービスが知りたい」
「掃除の家事代行はどこまでやってくれるのか?」などという悩みを解決するための記事を作成することが考えられるのではないでしょうか。
ユーザーが知りたいと思っている価値のある情報を提供することが、CTRを上げることにつながるのです。
CTRを上げるためのSEO対策【その3】:サジェストや複合キーワードから選ぼう
ユーザーが知りたいと思っている情報に関するキーワードで記事を作成すると前述しましたが、思いついたキーワードを選ぶわけではありません。
Googleのサジェスト機能や複合キーワード、Yahoo!虫眼鏡などを利用し、よく検索されているキーワードからライバルの少ない視点での記事作成が必要となります。
そして自社の訴求したいキーワードに合っているかなども考慮の上、キーワード選定を行うようにしましょう。
まとめ:ウェブ集客のアクセスを伸ばすCTRチェック方法とSEO対策
ウェブ集客のアクセスを伸ばすCTRチェック方法とSEO対策には、以下の方法があることが分かりました。
- CTRはGoogle Search Consoleで確認することができる
- CTRを上げるにはタイトルやディスクリプションがユーザーの欲しい情報が解決できるものになっているかどうかを見直す
- 価値ある情報が提供できるキーワード選びでコンテンツを充実させることが必要
ぜひ、参考にされてみてください。
参考記事:
【コラム】SEO対策はなぜ必要なのか?SEO対策の重要性について